寺子屋自然塾事業計画
交流を重視した事業
・従来の管理者の営業実績、交流実績を最大限に継続・活用して利用者、利用団体との信頼関係の構築及び継続に務める。さらにNPO会委員のそれぞれの経験を活かし、さらなる交流を重視した事業展開、施設運営を目指す。
・多摩川流域交流の拠点として、友好交流都市、狛江市や稲城市・府中市等などの各種団体・学校・自治会などの誘致を図り、通年型の施設利用を目指す。
・山間地での夏季合同合宿事業を取り入れる学習塾などを、ターゲットに寺子屋自然塾の利用を促す。一方では寺子屋自然塾周辺の自然環境・景観を利用したプログラムを作成し山間地ならではの特色あるメニューを提案していく。
*狛江市においては「いかだレース事項委員会」の方々が、多様な組織で活躍しているため、多目的な誘致が期待出来る
企業等と連携した施設の
有効活用
・現在企業においては「地方を活用したテレワークやワーケーション」が全国的に展開されている。当NPO(源流みらい)では小菅村の空き家などの活用・企業との連携について国内トップクラスの設計会社や関連企業との勉強会を行っている。このメンバーと共歩しながら、通年活用事業の受け入れを目指す。
・ワーケーションの場として、当NPOが経営する農園を活用する。四季を通して土壌づくり・植付・草刈り
・剪定・収穫等々の体験が可能である。
寺子屋自然塾と当NPOの農園がリンクすることで、「仕事→体験→体感→温泉→地域料理で心身ともにリフレッシュ」出来る「新しい日常」を提供できる施設となる。
*食事の準備などもワーケーションの一環とすることで、従業員の負担軽減を図る。
地元の特産物・特産品をフルに活用できる事業
・現在、NPO源流みらい(以下当NPO)が運営する農園で生産している農産物を提供することはもとより、小菅村の農産物を使って、古くから食していた「地域食、源流食」を提供することで、小菅村ならではの食体験の場を提供する。マコモの葉を利用した「マコモ風呂」「モコモ枕」等の特色も生かしたい。
・地元への利益還元の一環として、長作地区で生産された地元野菜を料理に積極的に活用していきたい。
・長作地区有志の皆さんが手掛けている「そば煎」「モロ煎」等は寺子屋利用者のお土産品として利用し、相互の利用向上と更なるPRを図りたい。
・交流市町村や団体との特産交流も推進。村外の食品や特産品利用にはストーリーを持たす。
*食事などは地元の方々と会員の協力を得る。会員に飲食提供施設経験者在籍
環境教育のフィールド活用
・長作地区は特有な資産と資源が豊富な地区である。特に寺子屋自然塾は、小菅村で唯一の国の重要文化財
「長作観音堂」が隣接している。その他にも育ち石、
音無しの滝などの自然教材や、片葉の葭(徐福と薬草・皇女の説)等々の神秘的な由来もある。これらを寺子屋自然塾ならではの教材としてゆく。
・森林保全の環境の場として最適の地区であるため、寺子屋自然塾が管理する遊歩道を維持管理しながら、自然の恵み(山菜やきのこ)鳥のイベントや、間伐体験等のイベントを実施して、「森林と水」源流を保全することが流域全体の責任であることを学ぶ。
*幸いにも、当NPO会員には、森林保全活動等の指導可能者が多数在籍している。